BLOG ヨガナンヨ

2020-10-16 15:57:24
ヨガの教典ヨーガ・スートラに、「アーサナは、快適で安定したものでなければならない」とあります。

ここで言うアーサナとは座法のことですが、快適で安定して座るためには、身体の強張りや苦痛を取り除く必要があります。そこでいろいろなポーズを予備的に練習しはじめたのが、今のアーサナをとること、ハタヨガがあみだされたようです。

私もですが、つい、ポーズの完成形を意識する余り、無理に倒しすぎたり、呼吸が乱れるまで頑張りすぎてしまうことがありませんか?

今の自分の身体には何が必要で、どこまでやるべきか、一つ一つ内観しながらポーズをとることはとても大切です。
ポーズ中に、楽をするのと、快適でいられるのは同じようで全然違います。


また、「私は硬いから恥ずかしい」と思ったり「1人だけ出来ないから諦めちゃおう」と思ったことはありませんか?
ヨガは、周りの人と比べる必要は全くありません。
ポーズの綺麗な形を求めるのではなく、今あるべき自分自身の姿を探しながら練習を積み重ねれば、
いつの間にか、いろいろなアーサナが取れるようになってきます。
焦らずゆっくりと、行っていきましょう(^^)

ちなみに、ヨガスタジオに鏡がないことが多いのは、見た目のポーズに捉われすぎない為です。